候補として最後まで悩んだのが、軽自動車のワゴンタイプか低燃費の普通車か。どちらも一長一短それぞれあるので悩むところだが、今回はフィットシャトルのハイブリッド過走行車35万円(輸送費込み)車検1年半付きに決定した。その経緯を紹介します。
軽自動車のワゴンタイプとして最後まで候補として残ったのは、バモスホンダ。中古車市場に出回っている数も多く、値段も安い。またシートのアレンジもフルフラットに対応しているため車中泊に向いているが、如何せん燃費が悪い。ノンターボで10~12㎞/L・ターボ車だと約8㎞まで落ちる。マニュアルミッションにすればそれぞれ2㎞程度は伸びそうだが、日本一周に使う車としては、長期間の連続運転を考慮しオートマ車を選択する人がほとんどだろう。私もそう思いマニュアル車は選考から外した。
さて、バモスホンダの車体価格であるが、20万円程度のものを探すこととなった。とにかく初期投資を安く上げたいのと、先に述べた通り燃費がいまいちなのでその分車体価格が安い車ということでこれ位の値段で探してみた。すると、年式は10年落ちで走行距離は10万キロ超位の中古車が結構出回っている。実際に何台か現物を見てみたが、それなりに走るがそれなりに使用感もあるという印象であった。
そんな中、候補として急浮上したのが普通自動車のハイブリッド車。もともと普段乗りとして使っていた初代フィット(平成17年式)が3月で車検を迎えるに当たって買い替えを検討することになったのだが、この車が古いわりに燃費が良く、街中から高速までほぼ変わらず14㎞/Lをコンスタントにマークしていた。
その車を買い替えて、さらに日本一周した後の普段使いも考えた時、どうしても14㎞/Lの燃費を下回る選択はためらわれた。そこで、ハイブリッド車を候補として探してみたが、30~40万円台の予算ではなかなか見つからない。たまにあっても車検が切れていて、車検渡しの諸経費が20万程上乗せされるケースばかりであった。ちなみに軽自動車のワゴンタイプのハイブリッドは更に見つけにくかった(高かった)ことも付け加えておきます。
そして、いよいよ今回の相棒となるフィットシャトルがヤフーオークションに出品されているところに出くわす。走行距離25万キロ超。おそらくこの走行距離に誰もが不安を持ち、尻込みしたのだろう。一か八かで入札すると他に入札者がなくそのまま終了・落札。フィ、シャトルは1.3リッターのエンジンを10馬力のモーターでパワーアシストするタイプのハイブリッドシステム。アシストを受けている分エンジンの負担は軽く済んでいるのでは?と勝手に考えた。実際乗ってみるとパワーアシストを受けたフィットシャトルのエンジンの 常用回転数は1,500から3,000回転/分であった。対して軽自動車は3,000~5,000回転/ 分が常用回転数であるように思う。(ジムニーターボをセカンドカーとして使用しているので、その印象から述べたものです。)このことから、フィットシャトルの走行距離25万キロ超は軽自動車の10万キロ超とダメージ的には同等ではないかと、これも勝手な推測で自分を納得させた。年式的には7年落ちで10年落ちの軽自動車より新しいので、当然見た目の良さもある。(実際は清掃作業が大変であったが・・・) ということで、フィットシャトルに入札~落札となった次第。車中泊用にリヤスペースに工夫していますが、旅の途中でブラッシュアップしながらとなりますので、ある程度完成形に近づいたところでまた紹介します。それでは、出発。
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